錦窯
素焼きをしたり、上絵を焚く窯です。
幅1メートル50㎝高さ2メートル位の灰が入らないように
2重構造になっている窯です。
小さいながら最後は温度を上げるのが大変な窯です。
朝の10時頃に始まり、終わるのがその日の21時頃までかかります。
一日で焚く窯ですが、よく乾いた薪と薪をくべるタイミングがとても難しい窯です。煙を出さず酸化で焚かないといけないので常に窯を観察してうまく焚かなければいけません。
窯だしの様子です。
ねらった色が取れているか、温度はちゃんとあがっていたかよく観察し次回にいかします。
窯の中から出した作品です。一度にこのぐらいの量しか焚けません。これを一日おきに何度も焚き個展に出します。
とても大変な仕事ですが、取れる作品は電気窯などとはまた違った良い作品が取れます。